症状・悩み☆回復改善した方の場合

ハンドル名:かえこ

2005/08/05  女・30代・広島県在住

●発病の時期・きっかけ・主な症状

今から20年前に、アデノイド除去手術を受けた際、筋肉組織を取り過ぎてしまわれ、耳管が開きっぱなしの状態になってしまい、自声強聴、自分の呼気が大きく聞こえたり、目眩、耳鳴りに悩んでました。
そして今から2年前にやっと、耳管開放症と診断されました。

●主な治療歴

広島には残念ながら専門医が居ません。
パソコンのインターネットで調べて、耳管開放症の専門医を探し、隣県である岡山県倉敷市児島にある大島医院の院長先生との出会いがあり、お世話になる事に致しました。
最初の診察で「これはひどい開放症だ!!!かわいそうに、辛かっただろう、長年苦労しただろう」と、私の苦しみをすぐ理解してくれました。
私は診察室で号泣しました。
同時に、大島先生ならきっと治してくれると思いました。

最終的には耳管ピンを両耳に挿入してもらい、人生が変わりました。
苦痛から開放されました。
鼻を摘まんですすることがなくなりました。
普通にあくびが出来ます。
大島先生には本当に感謝してます。
大島先生を知ったきっかけは、 金沢の石川先生が管理されている耳管開放症のホームページで見つけました。
私は大島先生に救われた事、20年間の苦痛から開放された事を、少しでも多くの悩んでおられる方々に知って頂きたく書き込みさせていただきました。

私の目眩は回転性ではなく、フラフラする目眩でした。
耳管が開きっぱなしの状態で呼吸し続けたら三半規管のバランスを崩してフラフラしていましたが、耳管ピンを挿入する事によって改善されました。
鼻をつまんで鼻すすりをしていた時にも時々フラフラしてました。
耳管ピンを挿入する前は、大島先生に耳管開口部にテフロンを注入してもらいました。
症状の軽い人はこの方法でも改善するのですが、私の場合は重症で、右耳にピンが1本、左耳に2本挿入しています。
挿入した後は鼓室の換気が悪くなり中耳炎の心配がされる文献もありますが、私の場合は大島先生が丁寧に挿入してくれたお陰で2年経過しても何の問題無く今日まで過ごさせて頂いてます。
耳管の開口具合によって様々な治療法があるみたいです。